公共職業訓練見学に行ってみた話 〜簿記6ヶ月コース〜
こんにちは。29歳無職のharu29です。
今回は公共職業訓練の簿記6ヶ月コースの見学に行きました。
簿記コースを見学した理由は、経理の仕事に興味があったから…ではなく
給与明細や世の中の仕組みがもっと理解できるかもと思ったからです。
正直、ふわっとした理由ですね。
結論から言うと、このコースを受けることはやめました。
理由が曖昧なままで受講すると
きっと痛い目を見るだろうと感じたからです。
今回の訓練校は公共職業訓練で、設備や環境は特に特別ではありませんでした。
雑居ビルの6階にあり、見学者は20〜30代の女性が6人ほど。
やはりこの年代層に人気があるんだなと感じました。
真面目そうな方たちばかりでした。
教室には少しぽっちゃりした男性の講師が入ってきて
簿記コースの説明をしてくれました。印象的だったのは、こんな話です。
「あなたたちは、たまたま今働いていないだけ。この貴重な時間を無駄にしないようにしてください。30歳の人が75歳まで働くとすると、あと45年間働くことになります。」
45年も働く覚悟がそもそもなかったので、ちょっとびっくり。
簿記訓練コースのメリット・デメリット
メリット
- ただの事務だと、若い世代に負けてしまう
- 経理のキャリアを積めば、何歳でも働ける(最近では、93歳でギネスの人が出たとか)
- 専門性の高い事務職になれる
デメリット
- 人気が高く、競争が激しい
- 簿記2級からは向き不向きが分かれる
- 1円のミスが大きな問題になるため、慎重な仕事が求められる
面接内容は、就職意欲や計画性、協調性を重視されるようです。
特に、15人ほどの小さな教室で一緒に過ごすので、協調性が大事だと言われました。
簿記の仕事は専門性が高いとはいえ、
お茶汲みや電話対応、残業も当たり前のようにあります。
地域密着型の経理事務所に就職する場合、
そういった業務も覚悟しておく必要があります。
結構古い考えの人が多そう・・・
コースの内訳は、4ヶ月の座学と2ヶ月の職場実習です。
職場実習では、各自に割り当てられた場所で初歩的な経験を積むことが求められ
実習先で評価されればそのまま就職する可能性もあるそうです。
2ヶ月の職場実習は、もはや仕事だよ・・・
これはやめとこ・・・
他には、教科書代は15,500円で、授業は9:20〜16:00(50分×6コマ)でした。
結論
もし私が20代前半なら、この簿記コースに挑戦する自信があったかもしれません。
しかし、今の自分には長く働きたくないという気持ちが強く
手を出すべきではないと感じました。
職業訓練は、スキルアップして早く次の就職先を見つけるための場所です。
自分探しや視野を広げるために受けるべきではないと痛感しました。
もう少し自己分析をして、次の訓練校を探したいと思います。
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